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Q. 先輩から「信心で過去世の宿業を転重軽受していける」といわれましたが、「転重軽受」とは、どんな意味ですか。

A. 「転重軽受」は、「重きを転じて軽く受く」と読み、涅槃経などに説かれる法理です。涅槃経巻第三十一には「仏の智慧の力によって、本来、重い結果を受けるべきところを、現世に軽く受ける」(趣意)とあります。
仏法では、過去の善・悪の振る舞い(心・言葉・動作)が、自分自身の生命に善・悪の業として刻まれ、その報い(果報)が未来に、楽や苦となって、必ず、あらわれてくると説いています。
日蓮大聖人の御書に「転重軽受法門」(1000ページ)があり、自らつくった過去世の重罪を、信心の力で今世で、その果報を軽く受けて、消せることが説かれています。また「佐渡御書」でも「この世で罪業の報いを軽く受けるのは、『護法の功徳力』による」(御書959ページ、趣意)との経文が示されています。「護法の功徳力」とは、正法を護り抜くことにより得られる功徳の力のことです。
「転じて軽く受く」とは、例えていえば、あってはならないことですが、交通事故など災難に巻き込まれたが、ほんの軽傷ですんだというようなことをさすといえましょう。
信仰のうえで起こる難は、“転じて軽く受けている”姿であることを忘れてはなりません。
現在世に正法を信じ、修行に励んでいくことで積まれる「護法の功徳力」によって生命が浄化され、智慧の力、生命力が強化されて、一切の罪業の苦悩を消滅させ、成仏という絶対的な幸福境涯を得ることができるのです。

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